ポーカー用語集
テキサスホールデムでよく出てくる用語を、初心者にもわかるように130語超まとめました。マナー・ルール用語も収録。気になる言葉から読んでください。
基本用語
- アウツあうつ
- ドローを完成させるためにめくれてほしいカードの枚数。アウツが多いほどドローの勝率が高い。
- コミュニティカードこみゅにてぃかーど
- テーブル中央に表向きで置かれる共有カード。全員がホールカードと組み合わせて使う。
- サイドポットさいどぽっと
- オールインしたプレイヤーが関与できないチップで作られる別ポット。残りのプレイヤーだけがその分を争う。
- ショーダウンしょーだうん
- 最終的に全員がカードを公開して勝者を決める段階。リバーのベットラウンドが終わった後に行われる。
- スタックすたっく
- プレイヤーが手元に持っているチップの総量。ブラインドに対して何BB分あるかで「深い/浅い」を判断する。
- ストリートすとりーと
- ベットラウンドの単位。プリフロップ・フロップ・ターン・リバーの4つのストリートがある。
- スプリットポットすぷりっとぽっと
- ショーダウンで複数プレイヤーのハンドが同等の強さとなり、ポットを山分けすること。
- ターンたーん
- フロップの後に公開される4枚目のコミュニティカード。スタックが深い場合、ここでの判断がリバーの行動に直結する。
- ドローどろー
- あと1〜2枚のカードでより強い役が完成する途中の状態。フラッシュドローやストレートドローが代表例。
- ナッツなっつ
- そのボードで作れる最強のハンド。ナッツを持つプレイヤーは必ず勝てる。
- プリフロップぷりふろっぷ
- フロップが開かれる前、ホールカード2枚だけで行う最初のベットラウンド。どのハンドで参加するかの判断が最も重要。
- フロップふろっぷ
- 最初に一度に公開される3枚のコミュニティカード。ゲームの方向性がほぼ決まる最重要ストリート。
- ヘッズアップへっずあっぷ
- 2人だけで行われる対戦形式。ブラインド構造やハンドレンジが多人数戦と大きく異なる。
- ボードぼーど
- テーブルに開かれているコミュニティカード全体のこと。フロップ・ターン・リバーの総称でも使われる。
- ホールカードほーるかーど
- 各プレイヤーに配られる2枚の非公開カード。自分だけが見ることができる。
- ポットぽっと
- そのハンドで賭けられたチップの総額。勝者がポットを獲得する。
- マックまっく
- ショーダウン時にカードを見せずに捨てること。コールされた場合はショーダウン義務があるため、先にベット/レイズした側にはできないルールが多い。
- マルチウェイまるちうぇい
- 3人以上がフロップへ進んだ状態。ブラフの成功率が下がり、ナッツ系の強いハンドの価値が上がる。
- ライブらいぶ
- ブラインドやベットを支払い、まだフォールドせずハンドに残っている状態。「ライブなハンド」のように使う。
- ランアウトらんあうと
- 残りのコミュニティカードが全部出た後のボード全体のこと。「ランアウトが良かった」は最後まで展開が有利だったという意味。
- リバーりばー
- 5枚目の最後のコミュニティカード。リバーが開かれるとベットラウンドが行われ、ショーダウンへ進む。
アクション
- 3ベットすりーべっと
- オープンレイズに対する再レイズ(最初のレイズを2ベット目と数えると3ベット目になる)。プレッシャーをかける強いアクション。
- 4ベットよんべっと
- 3ベットに対するさらなるレイズ。極めて強いレンジ(バリュー寄り)またはブラフ混じりのポラライズされたレンジで行う。
- アイソレートあいそれーと
- リンパーを1対1で戦おうと後ろからレイズすること。他のプレイヤーを降ろし、有利な状況を作る狙い。
- オープンレイズおーぷんれいず
- 誰もまだポットに参加していない状態で最初に行うレイズ。RFI(レイズファーストイン)とも呼ばれる。
- オールインおーるいん
- 持ち金のチップをすべて賭けるアクション。コールできない場合も持ち分でサイドポットが作られる。
- コールこーる
- 相手のベットやレイズに対し、同額のチップを出してゲームに残るアクション。
- コンプリートこんぷりーと
- スモールブラインドがレイズなしでBB額まで足すコール。安くフロップを見にいくが、レンジが弱く読まれやすい。
- サレンダーされんだー
- 降りるべき状況で素直にフォールドすること。特にブラフキャッチャーで悩んだ末にフォールドする場面で使われる。
- タイムバンクたいむばんく
- 通常の考慮時間を超えて使える追加時間。オンラインポーカーや一部ライブでの慣習。難しいスポットで「タイムを使う」とも言う。
- チェックちぇっく
- チップを賭けずにターンをパスするアクション。自分の番にベットがない場合のみ選択できる。
- チェックレイズちぇっくれいず
- 最初はチェックし、相手がベットしてきたらレイズで返すアクション。強いハンドやブラフで使われる。
- ドンクベットどんくべっと
- 前のストリートでコールしたプレイヤーが、次のストリートで先にベットすること。アグレッサーのCベットを遮断する意図で使われる。
- フォールドふぉーるど
- ハンドを降りること。以降そのハンドへの参加を放棄し、賭けたチップも失う。
- プローブベットぷろーぶべっと
- 前のストリートでアグレッサーがチェックした後、アウトオブポジション側が次のストリートで先にベットするアクション。相手が主導権を手放したと見て主導権を奪う狙い。
- ベットべっと
- そのストリートで最初にチップを賭けるアクション。相手はフォールド・コール・レイズを選択する。
- ミニレイズみにれいず
- 最小単位(直前のベット額の2倍)で行うレイズ。安く圧力をかけられるが、相手に良いオッズを与えやすい。
- リレイズりれいず
- レイズに対してさらにレイズで返すこと。3ベット・4ベットなどの総称として使われる。
- リンプりんぷ
- プリフロップでレイズをせず最小コール(BB額)だけ払ってフロップを見ようとするアクション。GTOではBTN以外では推奨されにくい。
- レイズれいず
- 相手のベットに対し、さらに多くのチップを上乗せして賭け直すアクション。
ポジション
- UTG+1あんだーざがんぷらすわん
- アンダーザガン(UTG)の次に行動するポジション。依然としてアーリーポジションで、レンジは比較的タイトに保つ。
- アーリーポジションあーりーぽじしょん
- ブラインドの左隣から始まる最初に行動するポジション群(EP)。情報が少なく不利なため、強いハンドのみプレイする。
- アウトオブポジションあうとおぶぽじしょん
- 相手より先に行動しなければならない不利な状態。略してOOP。範囲を絞り強いハンドで進むことが重要。
- アンダーザガンあんだーざがん
- ビッグブラインドの左隣で最初にアクションを取るポジション(UTG)。全員の中で最も不利な位置。
- インポジションいんぽじしょん
- 相手より後から行動できる状態。相手の情報を先に得られるため大きなアドバンテージ。略してIP。
- カットオフかっとおふ
- ディーラーボタンの1つ前のポジション(CO)。後ろはBTNだけで有利なため、広い範囲でオープンできる。
- スモールブラインドすもーるぶらいんど
- ディーラーボタンの左隣のポジション(SB)。ゲーム開始前に強制的に小額のベットを出す。
- ディーラーボタンでぃーらーぼたん
- ベットアクションで最後に行動できるポジションを示すボタン(BTN)。最も有利なポジション。
- ヒジャックひじゃっく
- 6〜9人テーブルでのカットオフの2つ前のポジション(HJ)。カットオフより若干狭いレンジでオープンする。
- ビッグブラインドびっぐぶらいんど
- SBの左隣のポジション(BB)。ゲーム開始前にSBの2倍程度の強制ベットを出す。
- ブラインドvsブラインドぶらいんどたいぶらいんど
- 他全員が降りてSBとBBだけで争う状況。レンジが広くなりやすく、ポストフロップの読み合いが多くなる。
- ポジションぽじしょん
- テーブルでの座順のこと。後から行動できる「ポジションあり」の状態は相手の情報を見てから決断できるため大きなアドバンテージになる。
- ミドルポジションみどるぽじしょん
- EPとレイトポジションの間のポジション群(MP)。プレイできるハンドの幅がEPより少し広い。
- レイトポジションれいとぽじしょん
- カットオフ・ボタンなどテーブルで後に行動するポジション群(LP)。情報が多く、最も広いレンジでプレイできる。
役
- オーバーペアおーばーぺあ
- ホールカードのペアがボードの最も高いカードより強いペアのこと。相対的に強いハンド。
- オープンエンドストレートドローおーぷんえんどすとれーとどろー
- 連続した4枚を持ち、両端どちらが来てもストレートが完成するドロー。アウツは8枚あり強いドロー。
- ガットショットがっとしょっと
- ストレートの内側1枚だけが欠けたドロー(インサイドストレートドロー)。完成のアウツは4枚と少ない。
- キッカーきっかー
- 役を構成しない補助のカードで、同じ役同士の勝敗を決める判定材料。例: 互いにAペアならキッカーの高い方が勝つ。
- コンボドローこんぼどろー
- フラッシュドローとストレートドローを同時に持つ状態。アウツが非常に多く、ハンドによっては完成役より有利なこともある。
- ストレートすとれーと
- 5枚が連続した数字で構成された役(例: 5-6-7-8-9)。スートは問わない。
- ストレートフラッシュすとれーとふらっしゅ
- 同スートで連続した5枚の役。ロイヤルフラッシュ以外では最強。
- スリーオブアカインドすりーおぶあかいんど
- 同ランクのカードが3枚揃った役。ボードに2枚あって手札1枚と合わせる場合はトリップス、手札のペアと合わせる場合はセットと呼ぶ。
- セットせっと
- ホールカードのペアとボード上の同ランクのカード1枚で作るスリーオブアカインド。強力な役。
- ツーペアつーぺあ
- 異なるランクのペアを2組持つ役(例: AAとKK)。ワンペアより強い。
- トップペアとっぷぺあ
- ボードの最も高いカードと手札を合わせたワンペア。フロップで頻繁に登場する基本的な強さのハンド。
- トリップスとりっぷす
- ボードに同ランクが2枚あり、手札1枚と合わせて作るスリーオブアカインド。セットより正体がバレやすく価値がやや落ちる。
- ナッツフラッシュドローなっつふらっしゅどろー
- 完成すればボード最強のフラッシュになるドロー。強いセミブラフの条件の一つ。
- ハイカードはいかーど
- 役が何もない最弱の状態。5枚の中で最も高いカード1枚の強さで比べる。
- バックドアドローばっくどあどろー
- ターンとリバーで連続して同スートや連番が出ないと完成しないドロー。フロップ段階では補助的な価値として計算する。
- フォーオブアカインドふぉーおぶあかいんど
- 同ランクのカードが4枚揃った役。クワッズとも呼ぶ。フルハウス以下はすべて負ける。
- フラッシュふらっしゅ
- 5枚すべて同じスートで構成された役。スートが揃っていれば数字はバラバラでよい。
- フラッシュドローふらっしゅどろー
- 同スートのカードが4枚揃い、あと1枚でフラッシュが完成する状態。アウツは9枚ある強いドロー。
- フルハウスふるはうす
- スリーオブアカインド(同ランク3枚)とワンペア(同ランク2枚)を同時に持つ役。
- ポケットペアぽけっとぺあ
- ホールカード2枚がそろってペアになっている手札(例: 77)。セットを狙えるためマルチウェイで価値が高い。
- ボトムペアぼとむぺあ
- ボードの最も低いカードと手札を合わせたワンペア。弱いペアのためバリューが取りにくい。
- ロイヤルフラッシュろいやるふらっしゅ
- A-K-Q-J-10の同スートで作るポーカー最強の役。確率は非常に低い。
- ワンペアわんぺあ
- 同ランクのカードが2枚揃った役。テキサスホールデムで最も基本的な役。
ベット・数学
- MDFえむでぃーえふ
- 最低守備頻度(Minimum Defense Frequency)。相手のブラフを成立させないために自分がコール/レイズすべき最低限の割合。
- SPRえすぴーあーる
- スタックポット比(Stack-to-Pot Ratio)。スタック÷ポットで計算し、スタックの深さとコミットメント度合いを示す。
- アウツ計算(2-4の法則)あうつけいさん
- ドローの勝率をざっくり出す近似法。フロップで残り2枚ならアウツ×4%、ターンで残り1枚ならアウツ×2%が完成確率の目安。
- インプライドオッズいんぷらいどおっず
- 現在のポットオッズに加え、将来のストリートで得られると期待できる追加チップを考慮したオッズ。ドローハンドの判断で重要。
- エクイティえくいてぃ
- ショーダウンになった場合に自分のハンドが勝つ確率(%)。相手のレンジ全体に対して計算する。
- エクスペクテッドバリューえくすぺくてっどばりゅー
- 期待値(EV)。ある行動を長期的に繰り返した場合の平均的な利益・損失。プラス期待値(EV)の行動を選ぶことが重要。
- エフェクティブスタックえふぇくてぃぶすたっく
- 対戦する2人のうち少ない方のスタック。実際に賭けられる上限であり、SPRやコミットの判断はこの額を基準にする。
- オーバーベットおーばーべっと
- ポットサイズを超える大きなベット。相手に強いプレッシャーをかけるために使われる。
- コンボこんぼ
- 特定のハンドが作られる組み合わせの数。例: AA は 4C2=6コンボ。ブロッカーの有無でコンボ数が変わる。
- チップEVちっぷいーぶい
- チップ枚数そのものを基準にした期待値。トーナメントでは賞金換算の独立チップモデル(ICM)EVと異なる場合がある。
- ディスカウントでぃすかうんと
- 額面どおりに数えられないアウツを割り引いて考えること。相手により強い役を与えるカードはアウツから減算する。
- バリューベットばりゅーべっと
- 自分が有利なハンドを持つ際に、相手に弱いハンドでコールさせることを目的としたベット。
- フォールドエクイティふぉーるどえくいてぃ
- ベット/レイズによって相手が降りる確率から得られる追加の期待値。ブラフやセミブラフの利益の源泉。
- フリーカードふりーかーど
- 相手がチェックしたためにコストなく次のカードを見られる状況。ドロー側がレイズで獲得することも。
- ブレイクイーブンエクイティぶれいくいーぶんえくいてぃ
- コールが損益ゼロになる必要勝率。ポットオッズから計算でき、自分のエクイティがこれを上回ればコールが正当化される。
- ブレイクイーブン頻度ぶれいくいーぶんひんど
- ブラフがプラス期待値になるために必要な最低成功率。ポット比でベット額が大きいほど必要な成功率は下がる。
- フロートプレーふろーとぷれー
- 相手のCベットをポジション目的でコールし、次のストリートで取り返す戦術。インポジションで特に効果的。
- ベットサイジングべっとさいじんぐ
- ベット額をポットの何%にするかの判断。1/3ポット・半ポット・ポットサイズ・オーバーベットを使い分けることでレンジを隠せる。
- ポットオッズぽっとおっず
- コールに必要なチップとポットの比率。自分のエクイティがポットオッズを上回るかどうかでコールの是非を判断する。
- リバースインプライドオッズりばーすいんぷらいどおっず
- ドローや弱い完成役が、より強い役の相手に当たって余計に失う将来の損失を考慮したオッズ。ドミネートされやすいハンドで重要。
戦略
- アンブロッカーあんぶろっかー
- 自分が持っていないことで相手のフォールドしたいハンドを残してしまうカード。ブロッカーの逆で、ブラフに不向きな組み合わせを示す。
- オーバーカードおーばーかーど
- ボード上の全カードより高いランクのホールカード。フロップでヒットしていなくてもアウツになる場合がある。
- コーリングステーションこーりんぐすてーしょん
- 弱いハンドでもなかなか降りずコールし続けるプレイヤー。ブラフが効きにくいため、バリューベットを厚くするのが有効。
- コールドコールこーるどこーる
- オープンレイズと1人以上のコールがある状況で、さらにコールすること。すでにコールしたプレイヤーがいる分、レンジの強さが求められる。
- コンティニュエーションベットこんてぃにゅえーしょんべっと
- プリフロップでレイズしたプレイヤーがフロップ以降も続けてベットするアクション(Cベット)。主導権を保つ目的で行う。
- スクイーズすくいーず
- オープンレイズとコールがある状況で後ろから大きく3ベットするアクション。コーラーも含めて全員を降ろすことを狙う。
- スチールすちーる
- ブラインドを盗む目的で行うオープンレイズ。カットオフやボタンなど後ろのポジションから多く行われる。
- スロープレーすろーぷれー
- 強いハンドをあえて弱く見せ、チェックやコールで進めて相手を罠にはめる戦術。アクションを誘う狙い。
- セミブラフせみぶらふ
- 現時点では弱いがドローが完成すれば強くなるハンドで行うブラフ。相手がコールしても勝ちの目が残る。
- タイトアグレッシブたいとあぐれっしぶ
- 参加するハンドの数を絞り(タイト)つつ、参加したらベット/レイズで積極的に攻める(アグレッシブ)スタイル。TAG。
- ダウンベットだうんべっと
- ポットの25〜33%以下の小さなベット。広いレンジでベットしつつ相手を降ろすのではなく情報を集める目的。
- ダブルバレルだぶるばれる
- フロップに続いてターンでも連続してベットすること。相手にさらなるプレッシャーをかける。
- トリプルバレルとりぷるばれる
- フロップ・ターン・リバーと3ストリート連続してベットすること。強いバリューかブラフかの判断が難しい。
- バリュータウンばりゅーたうん
- 強いハンドで3ストリート連続バリューベットし、相手から最大限チップを引き出すこと。「バリュータウンに連れて行く」と表現する。
- ブラフぶらふ
- 弱いハンドでベット/レイズし、相手をフォールドさせることを狙う行為。
- ブラフキャッチャーぶらふきゃっちゃー
- 相手のバリューには負けるがブラフには勝てる中程度のハンド。相手のブラフ頻度を読んでコールするか決める。
- ブロッカーぶろっかー
- 相手が特定の強いハンドを持てない確率を上げるカード。自分が持つことで相手のナッツ系ハンドを「ブロック」できる。
- プロテクションベットぷろてくしょんべっと
- 現時点で優勢なハンドを相手のドローから守るために行うベット。フリーカードを与えない目的。
- ベットフォーバリューべっとふぉーばりゅー
- 自分より弱いハンドにコールさせて利益を得る目的のベット。相手のコールレンジを想定して額を決める。
- ポラライズぽららいず
- ナッツ(超強いハンド)かブラフのどちらかで構成されたベットレンジ。中程度のハンドは含まない。
- ルースアグレッシブるーすあぐれっしぶ
- 多くのハンドで参加し(ルース)積極的に攻める(アグレッシブ)スタイル。LAG。読みづらいが分散が大きい。
- レンジれんじ
- あるアクションを取り得るハンドの集合。「相手のレンジ」を意識することが現代ポーカーの基本。
- レンジマージれんじまーじ
- ナッツとブラフだけでなく中程度のハンドも同じベットラインに混ぜること。ポラライズの逆で、薄いバリューを取りに行く際に使う。
GTO・理論
- EVマックスいーぶいまっくす
- あるハンドで最も期待値の高い単一アクションを常に選ぶ考え方。GTOのミックス戦略に対し、エクスプロイト寄りの最適化を指す。
- GTOジーティーオー
- ゲーム理論上最適(Game Theory Optimal)。相手がどう行動しても搾取されない理論上の完璧な戦略。
- RFIあーるえふあい
- レイズファーストイン(Raise First In)。リンプやオープンレイズがない状態で最初にレイズすること、またはそのレンジ。
- エクイティリアライゼーションえくいてぃりあらいぜーしょん
- 持っているエクイティを実際に収益として実現できる度合い。ポジションがあると高くなる。
- エクスプロイトえくすぷろいと
- 相手の傾向や弱点を利用してゲーム理論的最適(GTO)から意図的に逸脱し、より高い期待値(EV)を得る戦略。
- コンデンスドレンジこんでんすどれんじ
- ナッツも最弱もない中程度のハンドに集中したレンジ。コール主体のラインで生じやすく、オーバーベットに弱い。
- ソルバーそるばー
- ポーカーのゲーム理論最適解を計算するソフトウェア(GTO+、PioSOLVERなど)。プロ選手のトレーニングに欠かせないツール。
- ナッシュ均衡なっしゅきんこう
- ゲーム理論における概念で、どのプレイヤーも単独で戦略を変えても利益が増えない状態。GTOはポーカーにおけるナッシュ均衡を目指す戦略。
- ナッツアドバンテージなっつあどばんてーじ
- あるボードで一方が最強クラスのハンド(ナッツ)をより多く持てる状態。大きいベットを正当化する根拠になる。
- ノードロックのーどろっく
- ゲーム理論的最適(GTO)計算ツールで相手の特定アクションを固定し、それに対する最適戦略を求める解析手法。
- バランスばらんす
- バリューとブラフを適切な比率で混ぜ、相手に正しい判断をさせないようにすること。GTOの核となる概念。
- フリクエンシーふりくえんしー
- 特定のアクションを行う頻度・割合。ゲーム理論的最適(GTO)ではバリューとブラフの頻度バランスが重要。
- ベットレンジ構築べっとれんじこうちく
- あるスポットでどのハンドをベットに含めるか設計すること。バリューとブラフの比率をベットサイズに応じて調整する。
- ミックスドストラテジーみっくすどすとらてじー
- 同じハンドで複数のアクション(例: ベットとチェック)を一定の比率で使い分けること。ゲーム理論的最適(GTO)の基本的な概念。
- リニアレンジりにあれんじ
- 強いハンドから順に上位を集めた、ブラフを含まない一本調子のレンジ。バリュー主体の3ベットなどで用いられる。
- レンジアドバンテージれんじあどばんてーじ
- 特定のボードで一方のプレイヤーのレンジが全体的に強い状態。ナッツハンドを多く持つ側がベット主導権を持ちやすい。
トーナメント
- ICMあいしーえむ
- 独立チップモデル(Independent Chip Model)。トーナメントにおいてチップ枚数を賞金額に換算する計算モデル。
- MTTえむてぃーてぃー
- マルチテーブルトーナメント(Multi-Table Tournament)の略。多数のテーブルから始まり最終的に1テーブルに集まる一般的なトーナメント形式。
- SNGえすえぬじー
- サイアンドゴートーナメント(Sit&Go)。席が埋まったら開始する少人数制のトーナメント。1〜2時間で完結することが多い。
- アドオンあどおん
- リバイ期間の終了時に1回だけ追加でチップを購入できる仕組み。多くの参加者がスタックを補充するために利用する。
- アンティあんてぃ
- 一部のトーナメントやゲームで全員が毎ハンド強制的に払う少額のチップ。ポットを大きくしてアクションを促す。
- ショートスタックしょーとすたっく
- ブラインドに対してチップが少ない状態。一般的に20BB以下をショートスタックと呼ぶ。
- チップリーダーちっぷりーだー
- 現時点で最もチップを持っているプレイヤー。相手に圧力をかけやすく、スチール・プッシュの成功率が上がる。
- ディールでぃーる
- ファイナルテーブル終盤などで、残ったプレイヤー同士が合意して賞金を分配すること。ICMやチップ量に基づき配分を決める。
- ノックアウトトーナメントのっくあうととーなめんと
- 相手を脱落させるたびにバウンティ(賞金)を獲得できるトーナメント形式。積極的なコールが有利になる場面が増える。
- バブルばぶる
- 入賞圏(賞金圏)に届く直前の段階。バブルアウトすると賞金ゼロになるため、独立チップモデル(ICM)的に大きなプレッシャーがある。
- ファイナルテーブルふぁいなるてーぶる
- トーナメント終盤に残った少数のプレイヤー(通常9名)が一つのテーブルに集まった状態。独立チップモデル(ICM)の影響が最大になる。
- プッシュフォールドぷっしゅふぉーるど
- スタックが浅くなった時にオールインかフォールドの2択のみでプレイする戦略。数学的に最適なレンジが計算できる。
- ブラインドレベルぶらいんどれべる
- トーナメントでブラインド額が上がる単位・段階。レベルが上がるほどスタックへの圧力が増す。
- ペイジャンプぺいじゃんぷ
- 1人脱落するごとに賞金額が上がる段差のこと。ペイジャンプ直前ほどICMの圧力が強まり、慎重なプレイが求められる。
- ラビットらびっと
- ハンドが終わった後に「もし続いていたら何が出たか」を確認すること。多くのカジノでは禁止されている。
- リバイりばい
- 脱落したりスタックが減った際に、規定の期間内で再度チップを買い足せる方式。アーリーステージで攻めやすくなる。
- レイトレジストレーションれいとれじすとれーしょん
- トーナメント開始後でも一定時間まで参加登録できる仕組み。略してレイトレジ。遅く入るほど即実戦に近い深さになる。
マナー・ルール
- アクション宣言あくしょんせんげん
- 「コール」「レイズ」などを口頭で宣言する行為。ライブでは宣言が拘束力を持つため、チップより先に言葉が優先されることが多い。
- アクティングアウトオブターンあくていんぐあうとおぶたーん
- 自分の番でないのにアクションを取ること。相手に情報を与えるため禁止されており、ペナルティを受ける場合がある。
- コリュージョンこりゅーじょん
- プレイヤー同士が結託して他のプレイヤーを不正に不利な状況に追い込む行為。ポーカーにおける最も深刻な不正の一つ。
- ショーワンショーオールしょーわんしょーおーる
- ハンドを1人に見せたら全員に見せなければならないルール。フォールドした相手だけに見せる行為を防ぐ。
- ストラドルすとらどる
- プリフロップでUTGなどがBBの2倍を任意で先払いし、一時的に最後の行動権を得る任意ブラインド。ポットが大きくなりやすい。
- ストリングベットすとりんぐべっと
- 一度に全額を出さず、チップを小分けに出す違反行為。相手の反応を見てから額を決めることを防ぐため禁止されている。
- スプラッシュザポットすぷらっしゅざぽっと
- チップをポットの中央に投げ入れて額がわからなくする禁止行為。ベット額はディーラーの前に分けて置くのがマナー。
- タイムコールたいむこーる
- 相手の考慮時間が長すぎると感じた際に「タイム!」と宣言し、制限時間を設けるよう求めること。カウントダウン後に行動しなければハンドをデッドにするルールが多い。
- ティルトてぃると
- 負けや理不尽な展開で感情的になり、判断が乱れる心理状態。冷静さを欠いたプレイは長期の収支を悪化させる。
- バリアンスばりあんす
- 短期的な勝ち負けのブレ(分散)。正しいプレイでも運次第で結果は大きく上下するため、長期で実力が反映される。
- バンクロールばんくろーる
- ポーカーに使うと決めた専用資金。分散に耐えられる適切な額を確保し、生活費と分けて管理することが推奨される。
- フロアコールふろあこーる
- ルール上の問題が生じた際にディーラーではなくフロアスタッフ(ルール裁定担当)を呼ぶこと。
- ミスディールみすでぃーる
- 配り間違いなどで成立しないディール。規定の条件を満たすとハンドは無効となり、配り直しになる。
- レーキれーき
- カジノやポーカールームが運営手数料として各ポットから差し引く金額。長期収支に大きく影響するため軽視できないコスト。
- ワンチップルールわんちっぷるーる
- 宣言なしでベット額を超える1枚の大きなチップを出した場合、原則コール扱いとなるルール。レイズしたい時は明確に宣言する。