3ベットまでは理解できても、「4ベットされたらどうすれば?」で固まってしまう人は多いものです。4ベット・5ベットはプリフロップの最終局面であり、ここを整理できると一気に中級者らしい立ち回りになります。基礎から見ていきましょう。
4ベット・5ベットとは
プリフロップのレイズの応酬は、回数で呼び名が変わります。
| 呼び名 | 内容 |
|---|---|
| オープン(2ベット) | 最初のレイズ |
| 3ベット | オープンに対する再レイズ |
| 4ベット | 3ベットに対する再々レイズ |
| 5ベット | 4ベットへの再々々レイズ(多くはオールイン) |
4ベットの2つの役割
Cベットなどと同じく、4ベットもバリューとブラフの2種類で構成します。
バリュー4ベット
QQ+、AK といった最上位のハンドで、相手の3ベットに対してさらに価値を取りに行く4ベットです。コールやオールインで応じてもらえれば大きな利益になります。
ブラフ4ベット(4ベットブラフ)
弱めのハンドで、相手を降ろす目的で打つ4ベットです。ここで重要になるのがブロッカーの考え方です。
ブロッカーの考え方そのものはブロッカーとはで詳しく解説しています。
4ベットのサイズ
4ベットのサイズは、ポジションとスタックで変わりますが目安は次の通りです。
インポジション(IP)の4ベット:相手の3ベット額の約2.2〜2.5倍
アウトオブポジション(OOP)の4ベット:相手の3ベット額の約2.5〜3倍
OOP(ポジションなし)でやや大きくするのは、フロップ以降の不利を補い、相手の安いコールを許さないためです。スタックが浅ければ、初めからオールイン気味の4ベットも選択肢になります。
5ベットへの対応
4ベットに対して相手が5ベット(多くはオールイン)してきたら、応じるかは自分のハンドの強さ次第です。
- バリュー4ベットだった(QQ+、AKなど):コール圏内のことが多い
- 4ベットブラフだった:基本はフォールド。ブラフに対してブラフで返されたら潔く降りる
誰に仕掛けるか
4ベット・5ベットの応酬は相手選びが重要です。
- タイトな相手:3ベットが本物のことが多く、ブラフ4ベットは通りにくい
- アグレッシブに3ベットを多用する相手:ブラフ3ベットが混ざるため、4ベットブラフが機能しやすい
つまり「3ベットを広く打ってくる相手」ほど、ブロッカーを持つ手での4ベットが効きます。
関連記事・ツール
- 前段の3ベットとはを先に押さえると理解が深まります。
- どのハンドから戦うかはポジション別オープンレンジ早見へ。
- 実戦のプリフロップ判断はGTOプリフロップトレーナーで練習できます。
まとめ
- 4ベット=3ベットへの再々レイズ、5ベット=4ベットへの再々々レイズ(多くオールイン)
- 4ベットはバリュー(QQ+・AK)とブラフ(A5sなどブロッカー持ち)で構成する
- サイズは相手の3ベット額の約2.2〜3倍。OOPはやや大きめ
- ブラフ4ベットして5ベットされたら、勝負できる手以外は降りる
- 3ベットを広く打つアグレッシブな相手ほど4ベットブラフが効く