レッスン 95 / 100 Phase 6:中級者への入口

ボード別フロップ C-ベットレート

ボード40種類の C-ベットレート 早見表。実戦で「このボードは何 % C-ベットか」を瞬時に判断できるようになります。

ボード × C-ベット率の早見表

A 高 ボード

ボードC-ベット率サイズ
A K X(モノ)40 %
A K X(レインボー)75 %1/3
A Q X75 %1/3
A J X75 %1/3
A T X70 %1/3
A 9 X70 %1/3
A 8 X75 %1/3
A 7 X80 %1/3
A 6 X80 %1/3
A 5 X75 %1/3
A 4 X80 %1/3
A 3 X80 %1/3
A 2 X80 %1/3

K 高 ボード

ボードC-ベット率サイズ
K Q X60 %1/2
K J X65 %1/2
K T X65 %1/2
K 9 X70 %1/3
K 8 X70 %1/3
K 7 X70 %1/3
K 6 X70 %1/3
K 5 X70 %1/3
K 4 X70 %1/3
K 3 X75 %1/3
K 2 X75 %1/3

Q 高 ボード

ボードC-ベット率サイズ
Q J X55 %2/3
Q T X60 %1/2
Q 9 X65 %1/2
Q 8 X65 %1/2
Q 7 X70 %1/3
Q 6 X70 %1/3
Q 5 X70 %1/3

J 高 ボード

ボードC-ベット率サイズ
J T X55 %2/3
J 9 X60 %1/2
J 8 X60 %1/2
J 7 X65 %1/2

T 以下 ボード

ボードC-ベット率サイズ
T 9 X50 %2/3
T 8 X50 %2/3
T 7 X55 %1/2
9 8 X40 %2/3
9 7 X45 %2/3
8 7 X35 %2/3
7 6 X30 %2/3
6 5 X30 %2/3

ペアボード

ボードC-ベット率サイズ
A A X75 %1/3
K K X75 %1/3
Q Q X75 %1/3
J J X80 %1/3
T T X80 %1/3
9 9 X80 %1/3
8 8 X75 %1/3
7 7 X75 %1/3
中位ペア80 %1/3
低位ペア(22-66)80 %1/3

モノトーン(=同スート 3 枚)

ボードC-ベット率サイズ
A モノ40 %2/3
K モノ35 %2/3
Q モノ30 %2/3
ミドル モノ25 %2/3
ロー モノ30 %2/3

ローボード

ボードC-ベット率サイズ
5 4 X(ロー連結)35 %2/3
5 3 X65 %1/3
5 2 X70 %1/3
4 3 X60 %1/3
4 2 X70 %1/3
3 2 X70 %1/3

ボードの「3 つの分類軸

C-ベット率を決める 3 軸:

1. ハイカード

  • A 高:高 C-ベット率
  • 連結ハイカード:低 C-ベット率
  • ローのみ:中

2. ペア有無

  • ペアあり:高 C-ベット率(=ブラフ通りやすい)
  • ペアなし:状況依存

3. スート分布

  • レインボー:高 C-ベット率
  • 2 枚同スート:中
  • モノトーン:低 C-ベット率

特殊ボード」の扱い

ペアボード + 高位

  • A A X:BTN は A 持ち多、C-ベット 75 %
  • 5 5 X:BB に 5 持ち多、BTN は C-ベット 80 %(ブラフ通る)

モノトーン + 高位

  • A スーテッド持ちにナッツ ad.
  • C-ベット 40 %、サイズ 2/3 ポット

ロー連結

  • BB に強いコネクター集中
  • BTN は C-ベット 35 %、サイズ 2/3

C-ベット率の「応用

IP vs OOP の調整

  • 同じボードでも、IP は OOP より C-ベット率高い
  • 上記の表は IP 想定

マルチウェイ

  • 表の値から 20 〜 30 % 減
  • バリュー特化

スタック深度

  • ディープ:表通り
  • 4-bet ポット(=低 SPR):表より高め

ボードクラス」の理解

すべてのフロップは以下のクラスに分類:

クラス A:BTN レンジアドバンテージ大

  • A 高、K 高、ペアボード(A, K, Q, J)
  • C-ベット 70 %+

クラス B:中立

  • Q 高、J 高、T 高
  • C-ベット 50 〜 65 %

クラス C:BB ナッツアドバンテージ

  • ミドル連結、ロー連結
  • C-ベット 30 〜 45 %

クラス D:両者ナッツ拮抗

  • モノトーン
  • C-ベット 30 〜 40 %

実戦の「速攻判定

フロップを見て 3 秒で判定:

ステップ 1:ハイカードチェック

  • A or K → クラス A
  • T 以下 → クラス C 候補

ステップ 2:ペア確認

  • ペアあり → 自動でクラス A
  • ペアなし → 次へ

ステップ 3:スート確認

  • 3 枚同スート → クラス D
  • 2 枚同スート → C-ベット率少し下げる

ステップ 4:連結確認

  • 3 連結 → クラス C
  • 連結なし → 元のクラス

サイズの「動的調整

ハンドの強さで微調整しない

  • 「強い手は大、弱い手は小」は読まれる
  • レンジ全体で同じサイズ

例外

  • 4-bet ポット → サイズ大寄り
  • ディープ → サイズ大寄り
  • マルチウェイ → サイズ大寄り

ハンド・レビュー」での確認

実戦後、自分の C-ベット選択を確認:

チェックリスト

  • ✅ そのボードの C-ベット率を知っていた?
  • ✅ 表通りの判断ができた?
  • ✅ サイズは適切だった?

練習:C-ベット率即答

各ボード、推奨 C-ベット率は?

  1. A♠ 8♦ 3♣(=レインボー)
  2. T♠ 9♣ 8♥(=連結)
  3. J♣ J♦ 4♥(=ペア)
  4. Q♠ 8♠ 4♠(=モノトーン)
  5. 5♠ 4♦ 2♣(=ロー)
答え合わせ
  1. 80 %(A 高ドライ、クラス A、1/3 ポット)
  2. 50 %(連結ウェット、クラス C、2/3 ポット)
  3. 80 %(ペアボード、クラス A、1/3 ポット)
  4. 30 %(モノトーン、クラス D、2/3 ポット)
  5. 65 %(ロー、5-4-2 はやや連結だが BTN レンジ ad. 中)

用語まとめ

  • C-ベット率:フロップでオープナーがベットする頻度
  • ボードクラス:戦略的にまとめたボードカテゴリ
  • レンジアドバンテージ:レンジ全体の強さの差
  • ナッツアドバンテージ:完成役の作りやすさの差

このレッスンの要点

  • ボード × C-ベット率の早見表で即時判断
  • ハイカード、ペア、スート、連結の 4 軸で分類
  • クラス A:高 C-ベット、クラス C:低 C-ベット
  • サイズはハンドではなくレンジで決める

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