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テル入門:actor理論と3つの状況分類
テルを読むうえで土台になる2つの考え方——Caroの「actor理論」と、Elwoodの「3状況分類」を紹介します。 テル図鑑の47件も、この枠組みを踏まえて読むと理解しやすくなります。
Caroの「actor理論」
マイク・キャロ(Mike Caro)は著書『Caro's Book of Poker Tells』で、テルの中核原則として 「弱い手は強く見せようとし、強い手は弱く見せようとする」という傾向を提示したとされています。 多くのプレイヤーは無意識に演技をする生き物であり、ブラフのときほど堂々と振る舞い、 強い手のときほど控えめに・落ち着いて振る舞う傾向があるとされます。
この理論の応用として、上級者は意図的に逆の仕草を見せる「逆テル(フェイクテル)」を使うことがあるとされます。 詳しくは 図鑑内の「逆テル・演技」カテゴリ も参照してください。
Elwoodの3状況分類
ザカリー・エルウッド(Zachary Elwood)は著書群(Reading Poker Tells / Verbal Poker Tells / Exploiting Poker Tells)の中で、 同じ仕草でも「いつ」出たかによって意味が反転することがあるとし、状況を大きく3つに分けて考えることを提唱したとされています。
- ①待機中(自分の番でないとき)— 相手のアクションを見ている間の仕草。
- ②アクション中(自分が意思決定しているとき)— 迷い・ためらいなどが出やすい局面。
- ③ベット後(自分がベット・レイズした直後)— 結果を待つ間の仕草。強い手のときの落ち着き、ブラフのときの過剰な演出などが観察されやすいとされます。
例えば「ホールカードの覗き直し」は、待機中に見せると弱い手、ベット後に見せるとリラックスした強い手を示唆するとされ、 同じ仕草でも状況が変われば意味が反転する典型例です。
参考書籍
Caro's Book of Poker Tells
actor理論の原典とされる古典。邦訳は確認できていないため、英語原著として紹介にとどめます。
※上記は書籍の紹介であり、「この本を読めば必ず勝てる」ことを保証するものではありません。