コンボドローとは
コンボドロー(モンスタードロー)とは、フラッシュドローとストレートドローが同時に成立している状態を指します。テキサスホールデムにおける「ドロー」の中でも最強クラスで、まだ役は完成していないのに、すでに完成した役にすら勝率で並ぶ・上回ることすらある特別な手です。
たとえば手札がスートの揃った2枚で、フロップにフラッシュ方向もストレート方向も伸びるボードが落ちたとき、このコンボドローが生まれます。「ドローだから受け身に回る」という常識が当てはまらない、数少ない攻めのドローです。
なぜ15アウツになるのか
フラッシュを完成させるカード(アウツ)は通常9枚、オープンエンド・ストレートドロー(OESD)を完成させるカードは8枚です。単純に足すと17枚ですが、両方を同時に完成させるカード(フラッシュかつストレートになるカード)が重複するため、それを除くと最大15アウツになります。
| ドローの種類 | アウツ |
|---|---|
| フラッシュドロー | 9 |
| OESD | 8 |
| 重複分を除いたコンボドロー | 最大15 |
このアウツ数は通常のドローの2倍近くに達します。
なぜ「攻めるドロー」なのか
アウツが15枚もあると、フロップ時点での勝率は非常に高くなります。相手がワンペアやオーバーペアといった完成済みの役を持っていても、コンボドロー側がエクイティ(勝率)で上回ることすらあります。
つまり、たとえ今この瞬間にショウダウンしても勝ってしまうほどの手なので、受け身に待つ必要がありません。強気にセミブラフを打ち、相手をフォールドさせるか、コールされても引きに賭けて勝負できます。
よくある誤解
- 「ドローはすべて受け身に降りるべき」→ コンボドローは例外で、攻めることが期待値を高めます。
- 「相手がペアを持っていたら勝てない」→ アウツが多いため、完成役相手でも勝率で上回ることがあります。
- 「アウツは9+8で17ある」→ フラッシュかつストレートになるカードが重複するため、最大15が正しい数字です。
- 「セミブラフは弱者の手段」→ 降ろせる効果と引ける勝率の両取りができる、攻めの正攻法です。
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まとめ
- コンボドローはフラッシュドローとOESDが重なった超強力なドロー。
- 重複を除いて最大15アウツ、フロップからリバーまでの完成率は約54%。
- 相手のワンペアやオーバーペアにすら勝率で上回る「攻めるドロー」。
- セミブラフやオールインを選んでよい、数少ない積極的に仕掛けられる手。