3ベットのサイズとは
3ベットとは、誰かがオープンレイズした後に、それを上から再びレイズし返す行為のことです。その「いくらにレイズするか」を決めるのが3ベットのサイズです。プリフロップで最初に主導権を握るオープンレイズと違い、3ベットは相手のオープン額を基準にして倍率で考えます。
このサイズ選びが甘いと、本来フォールドさせたい相手を安くコールさせてしまい、せっかくの強いハンドの価値を取りこぼします。逆に大きすぎても、相手にフォールドされすぎて利益が薄くなります。適切な「ちょうどいい大きさ」を覚えることが重要です。
ポジションで倍率を変える
3ベットの目安は、自分が相手より後ろ(インポジション)にいるか、前(アウトオブポジション)にいるかで変わります。アウトオブポジションは行動順が不利なので、その分だけ大きく打って相手を絞る必要があります。
| 状況 | サイズの目安 |
|---|---|
| インポジション(IP) | オープンの約3倍 |
| アウトオブポジション(OOP) | オープンの約4倍 |
| スクイーズ(コーラーがいる) | さらに大きく |
スクイーズとは、オープンに加えてコールしたプレイヤーがいる状況での3ベットです。ポットがすでに膨らんでいるため、通常よりもさらに大きいサイズが必要になります。
リニアとポラライズ
3ベットを「どんなハンドで打つか」というレンジ設計には、大きく2つの型があります。
- リニア(バリュー中心): 強いハンドを上から順に集めた構成。ガチガチに強い相手や、コールが多い相手に有効です。
- ポラライズ: 「とても強い手」と「ブラフ」を組み合わせた両極端な構成。フォールドを引き出しやすい相手に効きます。
よくある誤解
- 「3ベットは常に同じ倍率でいい」→ ポジションやコーラーの有無でサイズは変えるべきです。
- 「大きく打てば打つほど得」→ 大きすぎると強い手にしかコールされず、利益が伸びません。
- 「3ベットは強い手だけ」→ ポラライズではブラフも一定割合で混ぜるのが基本です。
- 「スクイーズも通常と同じサイズでいい」→ ポットが膨らんでいる分、より大きく打つ必要があります。
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まとめ
- 3ベットは相手のオープン額の倍率で考える。
- インポジは約3倍、アウトオブポジは約4倍、スクイーズはさらに大きく。
- レンジはバリュー中心のリニアか、強い手+ブラフのポラライズで設計する。
- 小さすぎるサイズは相手のコールを誘発するため避ける。