インプライドオッズとは
インプライドオッズとは、今このターンに見えているポットオッズに加えて、ドローが完成したあと相手から追加で取れる見込み額まで含めて計算する「実質的なオッズ」のことです。
ポットオッズだけを見ると割に合わないコールでも、フラッシュやストレート、セットが完成したときに相手から大きなベットを引き出せるなら、その将来の儲けを織り込むことでコールが正当化されることがあります。
なぜ重要なのか
ドローは多くの場合、その場のポットオッズだけでは割に合いません。そこで効いてくるのが、完成したときに相手が払ってくれる金額です。
特に代表的なのが「セットマイニング」です。小さいペアでフロップを見に行き、セット(スリーカード)が完成したら相手のオーバーペアやトップヒットから大きなチップを引き出す、という戦略はインプライドオッズを前提に成立しています。
インプライドオッズが高まる条件
同じドローでも、状況によってインプライドオッズは大きく変わります。下の表が目安です。
| 条件 | インプライドオッズ |
|---|---|
| スタックが深い | 高くなる |
| 相手が払いやすいタイプ | 高くなる |
| スタックが浅い | 低くなる |
| 相手が降りやすい・警戒している | 低くなる |
よくある誤解
- 「ドローはとりあえずコールしてよい」 … 取れる見込み額が小さい状況では成立しません。スタックや相手次第です。
- 「インプライドオッズは確定した数字」 … あくまで見込みです。完成しても相手が降りれば回収できません。
- 「完成すれば必ず大きく取れる」 … 露骨なボードでは相手が警戒し、追加で払ってもらえないこともあります。
- 「スタックが浅くても同じ」 … 浅いと将来取れる額が頭打ちになり、ほとんど効きません。
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まとめ
- インプライドオッズは、今のポットオッズに完成後の見込み額を足した実質オッズです。
- スタックが深く、相手が払いやすいときほど高まります。
- セットマイニングやドローのコール判断の核となる考え方です。
- ただし見込みはあくまで見込み。相手が降りる可能性も踏まえて評価しましょう。