ポジションとは
ポーカーのポジションとは、ディーラーボタンを基準にした自分の席の位置のことです。アクション(行動)は時計回りに進むため、ボタンに近い「後ろの席」ほど、相手の行動を見てから決められて有利になります。
各席には決まった名前があり、戦略の説明はこの名前で行われます。まずは名前と位置を覚えましょう。
ポジション名称一覧(9人テーブル)
ボタンの左隣(プリフロップで最初に動く席)から順に並べます。
| 略称 | 正式名称 | 読み方 | グループ |
|---|---|---|---|
| UTG | Under the Gun | アンダーザガン | アーリー |
| UTG+1 | Under the Gun +1 | アンダーザガンプラスワン | アーリー |
| MP | Middle Position | ミドルポジション | ミドル |
| MP+1 / HJ | Hijack | ハイジャック | ミドル |
| CO | Cut Off | カットオフ | レイト |
| BTN | Button | ボタン | レイト(最強) |
| SB | Small Blind | スモールブラインド | ブラインド |
| BB | Big Blind | ビッグブラインド | ブラインド |
6人テーブル(6max)の場合
オンラインで主流の6人テーブルでは、アーリーが減ってこうなります。
- UTG(=ロージャック相当の最前)→ HJ → CO → BTN → SB → BB
6maxは1ハンドごとにブラインドが回ってくる頻度が高く、全体的にレンジが広く・アグレッシブになります。
特に重要な3席
ボタン(BTN)── 最強ポジション
ポストフロップで必ず最後に行動できる唯一の席。最も多くのハンドで参加でき、ブラフもバリューも通しやすい、ポーカーで一番おいしい席です。
カットオフ(CO)── 2番目に強い
ボタンの1つ前。ボタンが降りればCOが最後に動けるため、ここも広いレンジで攻めます。
ビッグブラインド(BB)── 守りの席
すでに1BBを払っているため、ポットオッズの関係で広く守れる特殊な席。ただしポストフロップは基本的に不利な位置から動くことになります。
なぜ後ろの席ほど有利なのか
ポジションの有利・不利は「情報量の差」で決まります。
- 後ろの席は、相手がチェックかベットかを見てから自分の行動を決められる
- 前の席は、相手の手がかりがないまま先に動かされる
- この差がフロップ以降の全ラウンドで積み重なる
関連リンク
- なぜポジションが大事か:有利不利の本質をさらに詳しく → ポジションが重要な理由
- ポジション別の参加ハンド:各席でどのハンドから入るか → ポジション別オープンレンジ
- レンジ:席ごとに変わる手の範囲 → レンジとは
- 通しで学ぶなら → 基礎100レッスン / 他の用語は 用語集トップ
まとめ
- ポジションはボタンを基準にした席の位置。名前で戦略が語られる
- 9人:UTG → MP → CO → BTN → SB → BB。アーリー/ミドル/レイト/ブラインドの4区分でまず覚える
- ボタン(BTN)が最強、次いでCO。ポストフロップで最後に動ける席ほど有利
- 有利の正体は「相手を見てから決められる情報量の差」