サイドポットとは
サイドポット(side pot)とは、スタックの少ないプレイヤーがオールインした際に、その額を超えるベットを別管理するために作られる第二のポットのことです。テキサスホールデムでは持ちチップがプレイヤーごとに異なるため、全員が同じ額を出せるとは限りません。そこで「全員が均等に出した分」をメインポットに、「それを超えた分」をサイドポットに分けて精算します。
なぜポットが分かれるのか
たとえばAがオールインしてBとCがそれをコールしつつ、BとCの間でさらにベットが続くケースを考えます。Aは追加分を支払えないため、Aより上の賭け合いはAには関係ありません。Aが勝てるのは「自分が出した分まで」のメインポットだけで、上乗せ分はBとCが争うサイドポットになります。
| 区分 | 出資できる人 | 獲得できる人 |
|---|---|---|
| メインポット | 全員(オールイン額まで) | オールイン者を含む全員 |
| サイドポット | 残りチップがある人のみ | サイドポットに出資した人だけ |
複数オールインのとき
オールインが2人以上発生すると、スタックの少ない順に段階的に複数のサイドポットができます。最も短いスタックのオールイン額までがメインポット、その次に短いスタックまでが第1サイドポット、というように区切られていきます。一つひとつ「誰が出資し、誰が争えるか」を分けて考えれば、人数が増えても処理は同じ理屈です。
よくある誤解
- 「オールインすればポット全部を取れる」→ 取れるのは自分が出した分までのメインポットだけです。
- 「サイドポットはディーラーのミス」→ スタック差がある以上、正規のルールで必ず発生します。
- 「コールした全額が一つのポットに入る」→ オールイン額を超えた分は自動的に別管理になります。
- 「最後に強い手を見せた人が全ポット総取り」→ ポットごとに出資者と勝者を分けて判定します。
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まとめ
- サイドポットは、短いスタックのオールイン額を超える賭け金を別管理するポットです。
- オールインした人は自分の出資分までのメインポットしか獲得できません。
- 超過分は、チップが残るプレイヤー同士のサイドポットになります。
- 複数オールインでは、スタックの少ない順に段階的に複数のサイドポットができます。