ガットショットとは
ガットショット(インサイドストレートドロー、日本語では「中抜けストレートドロー」)とは、ストレートを完成させるために必要なカードが、列の真ん中に1か所だけ抜けている状態のドローです。たとえば手札と場のカードで「6・7・_・9・10」のように、間の8だけが足りないケースが典型例です。
完成に役立つカードは、抜けている1ランク分の4枚(4スートぶん)だけ。つまりアウツは4枚しかありません。両端どちらでも完成するオープンエンドストレートドロー(8アウツ)の半分しかなく、ドローとしてはかなり弱い部類に入ります。
完成する確率(4アウツ)
4アウツのガットショットが完成する確率は、フロップからリバーまで(あと2枚見られる)場合で約16.5%、ターンを過ぎてリバーの1枚だけを待つ場合は**約8.5%**です。
| 状況 | 残りカード | おおよその完成率 |
|---|---|---|
| フロップ→リバー | 2枚 | 約16.5% |
| ターン→リバー | 1枚 | 約8.5% |
リバー1枚を待つ局面では完成率が1割を切るため、ポットオッズが合わないコールになりがちです。確率の前提を確認したい方は、アウツの数え方やポットオッズの考え方もあわせて押さえておきましょう。
単独では追わない・複合で価値が出る
ガットショットを単独のドローとして追うのは基本的に不利です。価値が出るのは、ほかのエクイティと組み合わさったときです。
- オーバーカード(自分の手札が場より高い)を持っていて、ペア化でも勝てる余地があるとき
- バックドアフラッシュやバックドアストレートなど、追加の伸びしろがあるとき
- フラッシュドローと重なって、アウツ全体が大きく増えるコンボドローになっているとき
よくある誤解
- 「ストレートドローだから追ってよい」→ 4アウツのガットショットはオープンエンドの半分で、別物として扱うべきです。
- 「リバーまで待てば16.5%だから安全」→ 16.5%は2枚見られる前提。ターン以降の1枚待ちは約8.5%まで下がります。
- 「完成すれば強いから常にコール」→ 単独では確率不足。複合エクイティやセミブラフの文脈があって初めて価値が出ます。
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まとめ
- ガットショットは真ん中が1か所抜けたドローで、アウツは4枚だけ。
- 完成率はフロップ→リバーで約16.5%、ターン→リバーで約8.5%。
- 単独では確率不足なので基本は追わない。
- オーバーカード・バックドア・フラッシュドローとの複合で価値が出る。
- セミブラフの追加エクイティとして攻めに組み込むのが実戦的。