ラップとは

ラップ(wrap)とは、PLO(ポットリミットオマハ)で、ボードの連結したカードに手札4枚のうち複数枚が絡んでできる巨大なストレートドローのことです。連結したボードを手札が「包み込む(wrap)」ように、上下からストレートを狙えるためこの名がつきました。

ホールデムのオープンエンドが最大8アウツなのに対し、ラップはアウツがおおよそ9〜17枚にまで膨らむことがあります(具体的な数は手札とボードで変わるため、あくまで概算です)。フロップ時点で大きなエクイティ(勝率)を持てるのが特徴です。

なぜアウツが多いのか

ホールデムは手札2枚しか使えませんが、PLOは手札4枚のうちちょうど2枚を使います。連結したボードに対し、手札の3〜4枚がストレートのレンジに重なると、上下どちらの方向にもストレートを完成させるカードが大量に生まれます。

その結果、ストレートを完成させるアウツの数が、ホールデムの常識を大きく超えることがあります。アウツが多い手ほどフロップでのエクイティが高く、攻めの選択肢が増えます。

ナッツになるラップを優先する

ラップが強いといっても、完成したストレートが**ナッツ(その時点で最強の役)**でなければ意味が薄れます。PLOはプレイヤー全員が4枚持っているため、弱いストレートは上のストレートに負けやすいからです。

狙うべきは、連結ボードの上側に絡む「ナッツ方向のラップ」。下側だけに絡むラップは、完成しても相手に上から被せられる危険があります。アウツの多さだけでなく、その先がナッツかどうかを意識することが、PLOで勝つための核心です。

プレイの方針

アウツの多いナッツ方向のラップは、フロップでフラッシュドローを上回る攻撃力を持つことがあります。セミブラフでベットやレイズを仕掛け、相手を降ろすか、コールされても引きに賭けて勝負できます。

一方、アウツが少なめ(おおよそ目安として一桁)のラップや下位方向のラップは、ポットオッズと相談しながら慎重に進めるのが無難です。

まとめ

  • ラップは、連結ボードに手札の複数枚が絡むPLO特有の巨大ストレートドロー。
  • アウツはおおよそ9〜17枚に膨らむことがある(具体数は手とボードで変わる概算)。
  • フロップで大きなエクイティを持ち、フラッシュドローを上回る攻撃力になりうる。
  • ナッツ方向のラップを優先し、弱いストレートで引いて負ける罠を避ける。

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