ラズとは何か

ラズ(Razz)は、セブンカードスタッドと同じ配り方・同じ進行で行う「ローボール」です。普通のポーカーと逆で、役が弱い(=数字が低い)ほど強いのが特徴。WSOP の種目にもあり、ミックスゲーム(H.O.R.S.E. など)の構成要素としても重要です。

ラズの役の強さ(A-5方式)

  • ストレートとフラッシュは無視される(数えない=不利にならない)
  • A は常に最も低い(=強い)カード
  • 最強の手は A-2-3-4-5(「ザ・ホイール」「ナンバーワン」)
強い手(上が最強)
ホイールA-2-3-4-5
6ロー6-4-3-2-A
7ロー7-5-4-3-2
8ロー8-6-4-2-A
…(数字が高いほど弱い)

手の強弱は「一番高いカードから順に低い方が強い」で比べます。例:7-5-4-3-2 は 7-6-4-3-2 より強い(2番目のカード5<6)。

スタッドとの違いは「行動順が逆」

進行はスタッドと同じですが、ローボールなので有利・不利が反転します。

  • 3rdのブリングインは表カードが最も高い(=弱い)人から
  • 4th以降は見えている手が最も低い(=強い)人から行動
  • つまり「低い表カードを見せている人が主導権を持つ」

ラズの戦略のコツ

  • 3rdは低い3枚から。理想は8以下が3枚そろった「スリーロー」
  • ペアを引いたら基本ダメージ。特に序盤でペアになると一気に苦しい
  • 相手の表に低いカードが死んでいるなら、こちらの完成が近づく
  • 高い表の相手にはブラフ(低い手を装う)が効く

まとめ

  • ラズはスタッド形式のローボール。弱い手ほど強い
  • ストレート・フラッシュは無視、A は最も低い。最強は A-2-3-4-5
  • 行動順はスタッドと逆で、低い表カードを見せる人が主導権
  • 3rdは低い3枚から。ペアは基本不利
  • 「死んでいる低いカード」を数える発想はスタッドと共通